家賃を下げるための引っ越しは本当にお得?安い物件に住むデメリット【実体験】

安い物件に住むデメリット お金を貯める

家賃下げたい人
家賃下げたい人

家賃が高いから安いところに引っ越したいんだよね。

安い家に住みたい人
安い家に住みたい人

とにかく家賃にお金をかけたくない。

そんな人に読んでほしい記事です。

収入に見合わない家賃の高い物件に住むと、支払いが大変で後悔するケースがありますが、家賃を下げて安い物件に住むことで後悔するケースもあります。

実際に私が現在相場より家賃の安い家(月6万円)に住んで感じたデメリットを紹介します。

安い物件に住むデメリット

デメリット①住人の質が下がる。

家賃が安い=誰でも住めるため、常識のない行動をしてくる住人が出現しやすくなります。

  • 突然聞こえる怒号、床どん
  • 怪獣が通過したのかと思う足音のうるささ
  • 挨拶をしないドライな関係性
  • 夜22時〜2時にかけて流れる爆音ミュージック

全て実際に遭遇した話です。

安い物件に住む全員が常識ない訳ではないですが、お金がなくても住めるからこそマンションの民度が下がりがちです。

全く挨拶もしない他人から騒音だけ出されると、非常に不愉快です。

騒音トラブル
こんな感じに不愉快

デメリット②壁がめちゃくちゃ薄い

一般的な1人暮らしワンルームのマンションだと、こんな間取りでしょうか。

ワンルーム間取り

私が住んでいる物件は鉄筋コンクリート造であり、一般的に防音性能に優れている構造です。

しかし、鉄筋コンクリート造でも、外枠だけが鉄筋コンクリートで隣の部屋を間仕切る壁は薄い石膏ボードなどである可能性があります。

間取りの鉄筋部分

(※赤枠が鉄筋コンクリートで、青枠が石膏ボードのイメージ)

この場合、木造構造と同じレベルの防音性能しかなく、

隣の部屋の住人の

  • いびき・くしゃみが聞こえてくる。
  • 外出と帰宅が分かる。
  • 洗濯機を回しているのが分かる。
  • 家の中のどのあたりを歩いているのかが分かる。

ここまで音が伝わってきます涙

また人によっては、

  • 排尿音
  • 夜の営み中の音
  • 会話の声
  • テレビの音が聞こえ、
  • テレビのチャンネルが勝手に変わると思ったら、隣の影響だった

など、とにかく隣の音が聞こえ、影響を受け、非常に不愉快です。

家に帰ってきても、休まらなければ意味がありません。

ちびくろ
ちびくろ

私の場合は、23時半頃になると、隣の部屋からいびきが聞こえるので、

22時には就寝して、朝活してブログを書く習慣を身につけました。

ある意味、いい効果・・?!

そもそも鉄筋コンクリート造はコストのかかる建築方法です。にも関わらず、家賃を安いということは、どこかで資材をカットしないと採算が合いません。よって、

  • 壁が薄くなったり
  • 床が薄くなったり、
  • 立て付けが悪くなったり、
  • 隙間が空いていたり

する訳です。安い物には裏があるということです。

部屋の防音性能を確かめるには、

  • 壁を叩いてみる
  • 声や音が反響するか確認する
  • 設計図を見させてもらう
  • 今までに騒音トラブルがないか確認する
  • マンションノートなどで、リアルな住民の声を聞く。

などが有効です。

安い物件に住むメリット

メリット①固定費を削減できる。

1人暮らしの支出の中でも大きな金額を占める家賃。

安い賃貸物件に住み、その分の固定費を安く抑えられることは大きなメリットです。

余ったお金で趣味に使ったり、貯金をしたりするのもよし、収入が少なくても暮らせる選択肢になります。

メリット②入居審査が通りやすい。

家賃が低ければ低いほど、入居審査は通りやすくなります。

入居審査に通るために必要な年収の目安
  • 月収が家賃の3倍以上を求める場合が多い。
  • 年収は家賃の36倍以上を求める場合が多い。
  • 年収は手取り額ではなく、額面で見る。

家賃月収年収
5万円15万円180万円
6万円18万円216万円
7万円21万円252万円
8万円24万円288万円
9万円27万円324万円
10万円30万円360万円

メリット③初期費用が安く済む。

初期費用は家賃を基準に決まるため、家賃が安ければ初期費用も安くなります。

初期費用の総額は、多めに見積もって、家賃の4倍~5倍程度のようです。

※物件やエリアによって、初期費用は大きく異なるため、一概には言えません。

家賃初期費用相場
5万円約20〜25万円
6万円約24〜30万円
7万円約28〜35万円
8万円約32〜40万円
9万円約36〜45万円
10万円約40〜50万円

初期費用は引っ越し時に最もかかるお金のため、それが安く抑えられるのは大きなメリットとなります。

まとめ:安い物件に住むには金銭的メリット以外にデメリットを考える必要がある。

安い物件に住むと、固定費を抑え出費を抑えられる一方で、

  • 住人の質が下がり、
  • 壁が薄いことによる精神的ストレスが大きい

ことをお話ししました。

自分の家でストレスを感じながら暮らすのは、あまり良い物ではありません。

個人的には、隣の部屋の親父のいびきが気持ち悪すぎて、引っ越ししたい思いがめちゃくちゃ強いです。

安いことが絶対的正義ではないので、メリットとデメリットを考えて上で、物件を選べると良いですね。

皆さんの物件探しの参考になれば嬉しいです。

それではまた!

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