電気代が高くて困っているよ。
電気代を節約する方法ってないのかな?
電力会社ってどうやって選べばいいの?
こんな人に読んでほしい記事です。
2016年4月より電力自由化が始まり、消費者は自分の好きな電力会社で電気プランを契約できるようになりました。
電力会社を乗り換えることで、毎月の固定費が1000~2000円程度安くなる可能性があります。たかが数千円と思うかもしれませんが、一度手続きしてしまえば、年1万円近い節約がずっと続きます。
しかし、電力会社はどのように選べばいいのでしょうか。
今回の記事では、電力会社の乗り換えについて以下をお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
なぜ電力会社を乗り換えた方がいいのか
前述した通り、電力会社の乗り換えで毎月1000~2000円程度安くなる可能性があります。
各電力会社は様々な電気プランを用意しており、自分に合った電力会社とプランを選ぶことが必要です。
電力会社を乗り換える3ステップ
とは言っても、乗り換えってめんどくさいんでしょ?
このように感じる人も多そうですが、実際はとても簡単に乗り換えることができます。
乗り換える方法は次の3ステップです。
一つ一つ見ていきましょう。
ステップ①:検針票を用意して現状を把握しよう
まずは、毎月の電気代、電気使用量を把握しましょう。
毎月自宅に届く検針票や契約中の電力会社のホームページから確認できます。
毎月いくら節約になるのかを把握するために必要なため、必ず確認しましょう。
ステップ②:一括見積もりサイト(エネチェンジ)で見積もりをする
次に電気料金がいくらになるか見積もりをとり、比較した上で乗り換えることが大切です。
1社ずつホームページで見積もりを出すこともできますが、効率が悪いので、
電力会社やガス会社を一括で比較できるエネチェンジを使って比較しましょう。
住所や世帯人数、ライフスタイル等を入力することで、あなたにあった電力プランをリスト化してくれます。
ステップ③:新しい電力会社に申し込む。
見積もりをして、乗り換える電力会社を決めたら、ネットから申し込みをしましょう。
現在契約中の電力会社への解約届不要、新しい設備の工事費用も不要です。
乗り換え先の会社が解約手続きをしてくれます。
ネットで申し込むだけで、4日〜2週間程度で電力会社の切り替えが完了します。
電力会社を乗り換えるときの注意点
簡単に電力会社の乗り換えができると分かったところで、注意点があります。
一括見積もりをした最安値の電力会社に乗り換えをしよっと。
このように考えている人、少し待ってください。乗り換えによって節約になると思ったら、むしろ割高になっていたなんてケースは避けたいですよね。
電力会社を乗り換える際には下記の注意点を確認するようにしてください。
初期費用、解約金
会社によっては、契約時に初期費用がかかったり、解約金を設定していることがある場合もあるため、慎重に比較しましょう。
エネチェンジで紹介している電力会社は、契約事務手数料などの初期費用がかかりません。
解約金は各電力会社によって条件が異なります。
例えばこちらの電力会社に乗り換えた場合、1年以内に解約すると3000円の解約金がかかります。自分のライフスタイルに合わせて吟味する必要があります。
燃料調整単価の上限がない
近年は燃料費高騰により、電気代自体の変動が激しいです。電気料金の仕組みを理解した上で、電力会社を選ぶ必要があります。電気料金は一般的に以下によって決められています。
この中でも注意が必要なのが、燃料調整単価です。近年は世界情勢も影響し、燃料費が高くつくケースが多いです。
燃料費調整額とは、
発電に必要なLNG(液化天然ガス)など燃料の価格変動を電気料金に反映させるためのもの。毎月必ず変動し、燃料費が基準価格よりも低ければ電気料金から減算、高ければ加算されます。
飛行機の燃油サーチャージに似た仕組みです。
燃料費調整単価の上限額が定められていないプランにすると、燃料高騰時に電気料金が超高額になる可能性があります。
下記のサイトで、契約しようとしている電力会社が、燃料調整費の上限額が撤廃されていない会社かどうか確認すると安心でしょう。
また電気料金プランの中には、上記以外の項目が加算されたり、一定使用量まで定額料金だったり、時間帯によって電力料金が変わったりするため、比較する際は注意が必要です。
電力会社乗り換えに関するよくあるQ&A
乗り換えには工事が必要?お金がかかる?
我々消費者は工事不要で無料で乗り換え可能。
今ある送配電網を使うので新たに電線を引く必要はありません。
電気の使用量を測る電力量計がアナログ式の場合、新電力に乗り換える際に、デジタル式(スマートメーター)への変更が必要となります。
その場合でも、メーター交換の工事費用やスマートメーター本体の費用は電力会社が負担してくれるため、契約者が手数料などを負担することはありません。
スマートメーターとは
通信機能が備えられ、自動検針と電気使用量のデータ通信ができる機械。
これによって、訪問作業が不要となります。
昔は検針員が月1回各家庭に訪問して、電気メーターの確認をしていましたよね?
スマートメーターによってそれが不要になりました。
電力会社の切り替えにはどれくらい時間がかかる?
電力会社の切り替えは、契約した電力会社にもよりますが、最短4日程度、長いと2週間前後かかるとされています。
交換工事の有無によっても異なります。
電力会社によって、電気の品質の差はありますか?
電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。
電気を届ける送電線、ルートは大手電力会社と同じものを使っています。
賃貸やマンション住まいでも乗り換えできる?
現在契約している電力会社との物件の契約名義が本人の場合は可能です。
しかし、マンションやアパートの電力契約を建物全体で結んでいる場合、個別に電力会社を変えることはできない場合があります。
その場合は、管理組合や管理人に確認しましょう。
地方に住んでいても乗り換えできる?
乗り換え可能です。
しかし、新電力によっては対象エリアが制限されていたり、離島などには電気を供給していない場合もあるので注意が必要です。
オール電化でも乗り換えできる?
乗り換え可能です。
オール電化こそ、電気使用量が多いため乗り換えを検討すると良いです。
24時間を通しての単価が安いプランや、蓄電池の充電を無料にできるプランなど、幅広いプランがあります。
現在契約中の電力会社を解約するとき、解約金の支払いなどが発生する?
料金プランによっては解約金が発生することがあります。契約前に確認しましょう。
まとめ:最適な電力会社に乗り換えて、電気代をお得にしよう
いかがでしたか?
今回は電力会社の乗り換え方法をご紹介しました。
たかが月数千円ですが、一度の意思決定で節約が長く続く可能性があるのが、電気会社の乗り換えです。
電力会社を見直しても、生活に直接的な影響がなく、節約ができます。
燃料価格高騰はしばらく続きそうなので、定期的な見直しをしていきましょう。
参考になれば嬉しいです。それではまた!
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